大学校及び設置科 北海道職業能力開発大学校居住・建築システム技術系
課題実習の前提となる科目または知識、技能・技術 木造断熱技術、施工法詳論、木質構造施工管理課題実習
課題に取り組む推奨段階 環境性能実験技術習得後
課題によって養成する知識、技能・技術

温度差換気、地熱、蓄熱、雨水、ポリカーボネート

製作の目的と概要

 ここで、自然の恩恵であるエネルギー(日射・風力・地熱)や資源(水・土・石・生物)を自然力と定義づけます。
 本課題では、これらの自然力を活用する「自然力システム(給排気循環システムと雨水取得システム)」を住宅に組込むことにより、化石燃料の使用などによる自然環境への悪影響が少ない「自然力住宅」を提案します。

成果

 自然力システム構築のため、給排気循環システム、日射透過性断熱壁パネル、輻射熱利用ブラインド窓、雨水取得システムにおける性能実験を行ない、自然力システムの有効性が確認できました。その結果を受けて給排気循環システム(蓄熱式フロアー、地下室設置方式クールチューブ、透過性断熱壁パネル、輻射熱利用ブラインド窓)と雨水取得システムを組み込んだ「自然力住宅」のモデルプラン設計と実大部分施工を行ない検証しました。
 構築した自然力システムにより温度差換気・地熱利用・雨水取得などの自然力を活かすシステムは、気候条件の厳しい寒冷地でも十分に利用できるものと推測されます。これらのシステムを住宅に組み込むことにより、自然環境への負荷を低減させ、環境問題の改善につながると考えます。
北海道の気候・風土に適した自然力住宅の開発(H18)の画像1
夏季・冬季の給排気循環システム
北海道の気候・風土に適した自然力住宅の開発(H18)の画像2
「自然力住宅」実大部分施工
北海道の気候・風土に適した自然力住宅の開発(H18)の画像3
自然力システム性能実験