大学校及び設置科 九州職業能力開発大学校制御技術科
課題実習の前提となる科目または知識、技能・技術 機械設計製図、2・3次元CAD、機械加工、安全衛生、シーケンス制御、力学
課題に取り組む推奨段階 上記(1)の内容終了後
課題によって養成する知識、技能・技術

課題を通して、メカニズム設計及び機械加工技術・制御技術の実践力を身につける

製作の目的と概要

 本製作では、機械設計やシーケンス制御、機械加工実習など、授業で身につけた知識・技術を活かすことを目的におき、楽しみながらできるものづくりをテーマとしました。クレーンゲーム機を選定した理由は、自分達の身近にあるものを製作して制御への関心を高めることができ、完成後にも、オープンキャンパスなどで来校する小学生に手軽に楽しんでもらうことを狙いとしています。
 本年度は、装置仕様の検討から行い、実際に飴玉サイズのものを掴み・運搬することが可能な装置を製作しました。主な仕様は次の通りです。
・可動範囲:X軸350 [mm]、Y軸150 [mm]、Z軸50 [mm]
・各軸駆動方式: DCモータによるベルト駆動(X・Y軸)、ワイヤーによる巻上げ(Z軸)
・制御方法:PLCによる制御
・ストローク速度は約120 [mm/s]

成果

 装置の全体図、システム構成図を図1、2に示します。当初の目的に近い製品ができあがりましたが、製作途中で生じた設計変更が装置全体にフィードバックされていなかったこともあり、寸法ミスによる作り直しなどもありました。
 今回の総合制作課題を通して
 ?機械設計
 ?2・3次元CAD
 ?フライス盤・旋盤加工
 ?レーザ加工
 ?シーケンス制御
 ?カタログの見方
などを勉強させることができました。
 作業効率が悪く、時間を費やしてしまいましたが、ひとつのものを作る一連の流れを学習させることができ、徐々に形になっていく喜びと達成感を得られたと思われます。
クレーンゲーム機の製作(H19)の画像1
図1 装置外観図
クレーンゲーム機の製作(H19)の画像2
図2 システム概観図