大学校及び設置科 四国職業能力開発大学校生産システム技術系
課題実習の前提となる科目または知識、技能・技術 安全衛生、機械製図、加工技術、電子回路技術、センサ技術、プログラミング・データ通信技術
課題に取り組む推奨段階 応用課程1 年次修了後
課題によって養成する知識、技能・技術

機械設計技術、計測制御技術、CAD/CAM応用技術、制御システム設計製作技術、FA制御、電子系CAE/CAD/CAM、システム開発技法、データベース、通信ネットワーク設計製作技術

製作の目的と概要

 ホテルに設置することを想定し、缶以外の商品(日用品など)も販売でき、また、離れた場所からでもWebを経由してパソコンや携帯電話から商品の在庫をリアルタイムに監視制御ができる自動販売機を開発・製作することをテーマとしました。
 機構部を生産機械システム技術科、制御部を生産電子システム技術科、通信部を生産情報システム技術科と割り振り3科合同で取り組むことにより、チーム単位での製作を体験し、将来を見据えた実践技術の向上を目的としています。

成果

 以下の項目に注目し自動販売機を手がけることにしました。
・缶落下機構:缶(φ53×104)を最大20本ストック可能
・つるし部 :商品(ペンなど)を最大7個ストック可能
・コンベア部:商品(箱物など)を最大6個ストック可能
(コンベアを二つ同時に動作させ、大きな商品も扱えます)
・昇降部 :取出し箱に落下した商品を取り易い位置まで上昇させます。
 以上のことを踏まえた上で、消費者が屈まなくても商品を取り易く利便性の良い自動販売機(遠隔機能付)の開発を行いました。その特徴を以下に示します。
?自動販売機の性能から冷温機能とコイン識別機能を除いた装置。
?自動販売機の内部構造・機構を見ることができます。
?多種多様の商品を販売できます。(日用品等が販売できることで利用者へのサービス向上につながります。)
?小型PCを内蔵しWebサーバ及びMailサーバの構築を行い、遠隔地から自動販売機内部データベースを管理できます。
(遠隔管理することで、Web上での在庫管理や売上の確認が可能です。)
?非接触ICカードを使用して料金の計算が行えます。
?災害が発生した場合、無償で商品の購入を可能にします。
表1に仕様を示します。
遠隔機能付き自動販売機システムの開発(H19)の画像1
図1 通信システム構成図
遠隔機能付き自動販売機システムの開発(H19)の画像2
図2 画面の一例(売上管理表)
遠隔機能付き自動販売機システムの開発(H19)の画像3
表1 仕様