大学校及び設置科 関東職業能力開発大学校情報技術科
課題実習の前提となる科目または知識、技能・技術 ソフトウェア制作実習、データ構造とアルゴリズム、ソフトウェア生産工学、工場内ネットワーク、生産データベース、Webプログラミング技術
課題に取り組む推奨段階 ソフトウェア制作実習?、生産データベース及びWebプログラミング実習終了後
課題によって養成する知識、技能・技術

課題を通して、システム設計技術、サーバサイドスクリプト、クライアントサイドスクリプトなどの各種言語(HTML、CSS、Smarty、PHP、JavaScript)、データベース構築と運用管理、ネットワーク接続技術などの実践力を身に付ける。

製作の目的と概要

 本課題では、ソーシャルネットワーキングサービス(以降SNS)で有名な「mixi」などをモデルとし、その機能を学内でも有効利用することができるSNSサイトを構築することをテーマとしています。
 本SNSサイトは、特に学生間のコミュニケーションを助長するためのツールであることを主眼に置き、以下の機能の実装を目標としました。
・大学校からの各種連絡事項や授業の試験・レポート提出などの情報を共有・発信するための掲示板機能を運用管理すること。
・授業の予習や復習を行うにあたり、同じ問題意識を持つ学生らが集うコミュニティをWeb上に形成し、個人の学習能力を支援する補講コミュニティを立ち上げ運用管理すること。
・長らくクローズされたコミュニティに暫し見受けられる情報の偏りや閉塞感の発生を防ぐために外部の新鮮な情報を時折吹き込む術を組み込むこと。具体的には、インターネットの動画共有サイト「YouTube」との接続を許可し、文字のみならず動画や音声を使ったコミュニケーションを可能にすること。

成果

 今回開発したSNSサイトをIT@SNSと仮名し、図1にトップ画面、図2にシステム構成を示します。オープンソースであるCMS(コンテンツマネジメントシステム)であるOpenPNEをSNSエンジンとし、MySQL®によるデータベースとPHPを連携して数千行のプログラムによるカスタマイズを行いました。
 実際に複数の学生間でIT@SNSを試行したところ、補講コミュニティの存在によって個人の学習意欲を喚起し、お互いの意見をコミュニティ内で頻繁にやりとりする状況が見られました。インターフェース及び機能とも既存のSNSに負けない仕上がりになっています。
SNSによる学内コミュニティサイトの構築(H19)の画像1
図1 IT@SNS のトップページ
SNSによる学内コミュニティサイトの構築(H19)の画像2
図2 SNSサイトのシステム構成