大学校及び設置科 職業能力開発総合大学校 小平キャンパスインテリア科
課題実習の前提となる科目または知識、技能・技術 安全衛生、建築計画、建築施工、建築設計製図、建築施工、インテリア施工、建築測量
課題に取り組む推奨段階 設計実習および施工実習の終了後
課題によって養成する知識、技能・技術

課題を通して、主に建築の設計及び施工技術の実践力を身につける。

製作の目的と概要

 平成18年度の建築科の総合制作実習において、東京校3号館の西側に、三畳台目の茶室の軸組みが完成していました。これを受けて今年度は、その造作工事を行い、茶室を完成させるとともに、この茶室脇に腰掛待合を製作して、茶庭としての茶室を完成させることを目指しました。さらに、この待合の設計から、基礎、骨組み材の加工、建て方、小屋組み、屋根葺き、腰掛け部の加工および左官工事まで行うことにより、これまでに学んだ知識と技能を生かして、小さいながらも一つの建物を完成することを目的としました。

成果

 腰掛待合の設計だけにはとどまらず、基礎に使用するコンクリートの設計を始めとして、配筋や型枠の計画、軸組材から仕上げ材までの計画など、設計から施工までの全て作業を行うことで、非常に貴重な経験ができました。また、仕上げ材の統一性や周囲の景観への溶け込みを意識することで、茶室の待合としての役割を果たしながら、しかも長期間使うことができるものを製作することができたことで、当初の目的を果たすことができたのではないかと思います。
茶室における腰掛待合の製作(H19)の画像1
図1 配置図
茶室における腰掛待合の製作(H19)の画像2
図2 腰掛待合