大学校及び設置科 東北職業能力開発大学校 附属秋田職業能力開発短期大学校住居環境科
課題実習の前提となる科目または知識、技能・技術 安全衛生、木材加工、測定、材料、設計、製図
課題に取り組む推奨段階 施工実習?・?・?およびコンピューター基礎実習、建築施工終了後
課題によって養成する知識、技能・技術

課題を通して、主に鉄筋コンクリート造における型枠施工の実践力を身に付けます。

製作の目的と概要

 本課題では、鉄筋コンクリート造のコンクリート打設時に使用される型枠の基本的な構造を簡単に学習できるツールとして、組立や解体が容易な1/3スケールの型枠模型を製作することを目標としました(図1)。
 本課題は、できる限り本来の施工法と同様な組み立て方法を再現できることとし、以下の点に注意しました。
・初心者でも簡単に組み立てることができること
・模型材料を無駄なく使用することができること
・解体して構造を容易に確認することができること

成果

 製作する模型の基本条件として、組立て方法が実物の施工方法と同じ順序で作業が可能となるように計画し、加工のしやすさと材料コストを考え、各部材寸法を以下のように設定しました(括弧内の数字は模型の大きさを示します)。基本スパンは柱間を4500(1500)mmとし、躯体高さを2700(900)mm、スラブ厚を120(40)?と設定し、柱断面を600(200)mm、梁断面を300×540(100×180)mm、壁の厚さを150(50)mmと設定しました。図2には設定したコンクリート寸法図を示します。
 組立はすべてボルト締めとして規格を統一し、簡単に組立が可能となるようにしました(図3)。また、解体後の保管場所に苦慮しないように、1820×910mmの大きさにまとめることが可能となるように部材の分割を計画しました。金物などの特殊な部材は自ら加工することとし、フォームタイの締め付け金物はアルミL型アングルを加工し代用することとしました。補強材については丸鋼単管の代用としてアルミ角パイプを代用しました
 成果物は東北ポリテックビジョンの展示物として展示しました。
鉄筋コンクリート造の型枠模型の製作(H19)の画像1
図1 型枠模型の外観
鉄筋コンクリート造の型枠模型の製作(H19)の画像2
図2 コンクリート寸法図
鉄筋コンクリート造の型枠模型の製作(H19)の画像3
図3 柱組み立て