大学校及び設置科 東北職業能力開発大学校 附属秋田職業能力開発短期大学校住居環境科
課題実習の前提となる科目または知識、技能・技術 CG製作実習、建築史、建築設計製図
課題に取り組む推奨段階 CG製作実習終了後
課題によって養成する知識、技能・技術

課題を通して、主に3次元CADのモデリング能力、ファイル管理能力、その他支援ソフトの操作能力が身につきます。

製作の目的と概要

現在、設計で用いられるプレゼンテーションツールとして、CGや模型があります。これらは、様々な手法が提案されており、日々変化しています。
本年度の総合制作実習では、3次元による建築物のCG制作と、モデリングを基にしたペーパークラフト化による、建築模型の簡素化と実用性の新しい試みを模索することを目的とし、国会議事堂(図1)のペーパークラフト作成を目標としました。

成果

今回のペーパークラフトによる建築模型の製作は、通常の模型を使用したプレゼンテーションに加え、新しいプレゼンテーションの形となる可能性を十分に秘めていると感じました。学生指導においては、模型製作のためにCADによるモデリングの習得を行う必要性を示すことで、作図ツールとして補助的に使用していた3次元CADを、目的意識を持って操作させることができるようになりました。また、マニュアルに頼った課題作成になりがちな建築設計実習やCG制作で、展開(図2)を考慮した作図となるために、入力段階から計画的に構築していく必要性を、学生に考えさせる良い訓練になりました。
また、建築模型が繰り返し印刷できることで、建築模型の再現性は非常に高く、新しい建築模型の可能性を十分に提案できたと考えます。
ペーパークラフトによる建築模型の製作(H20)の画像1
図1 製作した国会議事堂のペーパクラフト
ペーパークラフトによる建築模型の製作(H20)の画像2
図2 展開図