大学校及び設置科 九州職業能力開発大学校 附属川内職業能力開発短期大学校制御技術科
課題実習の前提となる科目または知識、技能・技術 材料力学、メカニズム、シーケンス制御、油空圧制御工学、メカトロニクス工学、システム設計
課題に取り組む推奨段階 機械加工実習、CAD実習、シーケンス制御実習、メカトロニクス実習終了後
課題によって養成する知識、技能・技術

課題を通して、ハード及びソフトのシステム設計技法と切削技法並びに問題解決能力を身に付けます。

製作の目的と概要

今日、小・中学校での授業における学習は、学習指導要領に則った教科書を中心に行われています。教科書に描かれた図形は全て平面であり、空間認識の学習といえる立体も、平面に表された図によって行われています。子供は数多くの立体物に囲まれて日常生活を送っているので、生活空間での立体物の認識力は重要な力であり、その育成は重要と考えます。特に、物作りにおいては、効率かつ安全に作業を進めるために、3次元空間における形や物と物との位置関係、奥行きなどを把握する空間認識能力は、必要となる基本的な能力の一つです。そこで、ゲームセンターでお馴染みのクレーンゲームをモチーフに、楽しみながら人間(対象者:子供や高齢者等)の空間認識能力や反射神経及び敏しょう性能力等を維持・向上させることができるゲーム機を設計・制作しました。制作したゲーム機を操作することにより、子供は、物作りに必要な3次元情報を処理する空間認識能力が、高齢者等は、反射神経や敏しょう性能力に関係する手と目の協調性等の維持・向上が期待できます。

成果

制作したゲーム機は、2008年度鹿児島県技能祭(12月6・7日)において、3歳から88歳までの189名の方に体験してもらった結果、子供や高齢者だけでなく障がい者の能力向上等に有効なゲーム機であることが検証できました。
検証結果から、ゲーム機により、次のようなメカニズムが確立され、体験者は、反射神経や敏しょう性能力及び空間認識能力等を維持・向上させることができたと推測します。
空間認識能力向上ゲーム機の設計・制作(H20)の画像1
空間認識能力向上ゲーム機の設計・制作(H20)の画像2
空間認識能力向上ゲーム機の設計・制作(H20)の画像3