大学校及び設置科 沖縄職業能力開発大学校電気技術科
課題実習の前提となる科目または知識、技能・技術 安全衛生、マイコン、プログラミング技術、シーケンス制御、パワーエレクトロニクス
課題に取り組む推奨段階 制御機器実習及びコンピューター工学実習終了後
課題によって養成する知識、技能・技術

課題を通して、主にパワーエレクトロニクス及びマイコンの実践力を身に付けます。

製作の目的と概要

ピッチングマシンの構造は主にアーム式とローラー式に大別されます。このうちローラー式には、専門課程において学んだ電子回路、プログラミング、パワーエレクトロニクス及びシーケンス制御等、さまざまな分野が含まれます。従ってローラー式を選定し、これらの技術を複合的に活用した製作を通して、今までに学んできたことについて、より理解を深めることを目的としています。
また、設計・製作においては、以下の点を目標としました。

 ?.球速は100km/h、球種はストレート及びフォークを投げられること。
 ?.球速及び球種を容易に設定できること。

成果

図1に今回製作したピッチングマシンの外観、図2に内部構造を示します。ピッチングマシン本体は、アルミフレームで骨組みを作成し、ローター、モーター、インバーター(主回路及びマイコン)、シーケンサー及びタッチパネルを組み込んでいます。2つのローターは、一定距離の間隔で配置され、またカップリングを介してモーターと直結されており、モーターの回転速度を変更することで、自由にローターの速度を可変できます。これにより球速及び球種を設定できるようにしています。
現在は、シーケンサーと接続されたタッチパネルからの命令により、モーターへ印加する制御電圧の周波数をインバーターで可変し、上下ローターの速度を個々に制御し、球速及び球種を変更することができました。
ただし、コントロールが悪く、球速・球種も精度が悪いため改善する必要があります。
ピッチングマシンの製作(H20)の画像1
ピッチングマシンの製作(H20)の画像2