大学校及び設置科 九州職業能力開発大学校制御技術科
課題実習の前提となる科目または知識、技能・技術 機械設計製図、2・3次元CAD、機械加工、シーケンス制御、PLC制御、油圧・空圧制御、油空圧工学実験、センサ工学、インターフェース実習、システム設計、力学、安全衛生
課題に取り組む推奨段階 機械設計製図、2・3次元CAD、機械加工、シーケンス制御、PLC制御、油圧・空圧制御修了後
課題によって養成する知識、技能・技術

課題を通して、応用的なメカ設計・機械加工技術及びプログラミング技術を習得し、自動システム化する実践力を身に付けます。

製作の目的と概要

当科においては、毎年若年者ものづくり競技大会と技能五輪全国大会のメカトロニクス職種に学生をチャレンジさせています。ものづくり競技大会においては、優勝・準優勝の成果を挙げているのですが、企業の参加する技能五輪においては、中位に入ることも難しい状態です。原因は、新規ステーション製作課題の結果が出ないことにあります。この課題の教材が少なくその練習不足が原因と考えられます。そこで、この課題の教材を作成することを目的としています。
また、学生にとっては「ものづくり」に関し自動機を製作することにより、FA関連の要素を習得し、設計(CAD)、加工技術、組立て・調整、プログラムとものづくりの段階を経て実践力を身につけることを目的としました。また、本人が応用課程(機械システム技術科)進学希望者であり、将来を考えるとマッチングした課題となります。

成果

技能五輪課題は、5つのステーションで構成されますが、その中の1つのステーションを製作しました。課題では、2.5時間でプログラムまで完成できるものなど多くの制約がありますが、今回の課題はそれらをクリアできたと考えています。装置は、ステッピングモータ駆動によるロータリインデックステーブルをベースとし、それに、モーターモジュール、表裏判定モジュール、ワーク反転モジュールが設置された装置となります。100%確実に作動する装置となり、技能五輪の課題として十分と判断できます。また、この課題制作を通じて学生のこれまで習得した技術等を十分に発揮し、ものづくりに対する実践力、応用力を向上させることができたと考えます。
自動機(技能五輪新規ステーション製作課題)の製作(H21)の画像1
図1 装置概要
自動機(技能五輪新規ステーション製作課題)の製作(H21)の画像2
写真1 表裏反転ステーション