大学校及び設置科 沖縄職業能力開発大学校物流情報科
課題実習の前提となる科目または知識、技能・技術 システム開発手法やJava™(以下Javaと表記)によるオブジェクト指向プログラミング技術(クラス、インタフェース、継承、パッケージ、例外処理、ファイル処理、スレッド)
課題に取り組む推奨段階 システム開発手法の基礎知識やJavaによるオブジェクト指向プログラミング技術の基礎技術を習得後
課題によって養成する知識、技能・技術

システム開発手法、Javaによるオブジェクト指向プログラミング技術、組込みJava及びJava GUIの開発技術を実践的に身に付けます。

製作の目的と概要

Java™(以下Javaと表記)の技術は、携帯電話などの組込み機器からパソコンや大規模なサーバまで、非常に多くの分野で幅広く利用されています。特に近年、携帯電話やデジタル家電など、私たちの身の回りにある機器にJavaのプログラムが利用されるケースが増え、今後さらに利用が増えると予想されます。
そこで、本総合制作では、組込みJavaやJava GUIに関する開発技術を習得することを目的に、Javaで動作する環境を備えたマイコンSun™ SPOT(以下Sun SPOTと表記)を用いて作成した無線マイコンカーを制御するシステムの構築に取り組みました。

成果

本システムのハードウェア構成は図1の通りです。無線マイコンカーは、Sun SPOT(無線通信、センサ、I/Oポートの機能及びJavaで動作する環境を備えたマイコン)と市販の組立てキットを用いて作成しました。また、主な機能は以下の通りです。本システムの機能を実現するため、ホストPC側のGUIプログラム、リモコン側及び無線マイコンカー側の組込みプログラムをJavaにて開発しました。

<主な機能>
・リモコンやホストPCから無線マイコンカーの動作(前進、後退、右回転、左回転)のリモート制御ができます。
・無線マイコンカーのセンサ情報をホストPCに表示できます。
・無線マイコンカーに送信した動作指示コマンドの履歴をホストPCに記録できます。
 また、記録したデータより無線マイコンカーの動作を再現できます。

本総合制作を通して、Javaプログラミング技術の向上を図ることができたと思います。また、組込みJavaやJava GUIの開発技術を学ぶことで、Java開発技術の幅が広がったと思います。
Javaによる無線マイコンカー制御システムの構築(H22)の画像1
図1 ハードウェア構成