大学校及び設置科 四国職業能力開発大学校 附属高知職業能力開発短期大学校生産技術科
課題実習の前提となる科目または知識、技能・技術 安全衛生、機械加工・工作実習、溶融加工実習?(ワイヤーカット)、機械製図、CAD/CAM実習
課題に取り組む推奨段階 溶融加工実習(ワイヤーカット)終了後
課題によって養成する知識、技能・技術

課題を通して、主に設計及び機械加工技術の実践力を身に付ける。

製作の目的と概要

本課題は学生がテレビやインターネットで話題になっていた「メタル輪ゴム銃」を作りたいとの考えから始まりました。
テレビで取り上げられていたメタル輪ゴム銃は全て手仕上げで製作されていたので、学生が専門課程で学んだ技能・技術を活かすことにより精度良く短時間で製作できるのではと考えました。
また学生が興味を持ちながらものづくりに取り組み、その中で知識や技能を向上させる目的で本製品の設計・製作に取り組みました。
まず、日本ゴム銃射撃協会公式競技の規定を基に仕様書の作成を行いました。その後、内部機構の設計、ゴム銃全体の設計・製作を行いました。
メタル化を行う前に3次元造形機で試作品を製作し、実際にイベントで使用してもらいました。イベントでのアンケート結果を基に設計変更を行い、ワイヤーカット等の工作機械を使用しメタル輪ゴム銃を完成させました。

成果

製作した試作品およびメタル輪ゴム銃の概観を以下に示します。イベントのアンケートで小学生低学年生にとって銃が重いとの意見があり、内部機構を連射式から単発式に変更しましたが、メタル化した際、全重量が試作品よりも重くなったので、仕様書で決めた対象年齢6歳以上を満たすには更なる軽量化の必要があると考えられます。
【1作目輪ゴム銃 試作品】
全長 245mm 銃身長 175mm
全重量 183g 材質 ABS
連射式(最大7発)
【2作目輪ゴム銃】
全長 245mm 銃身長 195mm
厚み 10mm 全重量 90g
材質 ABS樹脂 単発式
【2作目メタル輪ゴム銃】
全長 245mm 銃身長 195mm
全重量  219g   材質 アルミニウム A2017
単発式

メタル輪ゴム銃の製作(H22)の画像1
図1 1作目輪ゴム銃
メタル輪ゴム銃の製作(H22)の画像2
図2 1作目内部機構   図3 2作目内部機構
メタル輪ゴム銃の製作(H22)の画像3
図4 2作目輪ゴム銃   図5 2作目メタル輪ゴム銃