大学校及び設置科 四国職業能力開発大学校電子情報技術科
課題実習の前提となる科目または知識、技能・技術 電子回路、ディジタル回路、電子回路組み立て、マイクロコンピュータ工学、センサ工学、組込み技術
課題に取り組む推奨段階 2年次以降
課題によって養成する知識、技能・技術

アナログ回路、センサ技術、ディジタル回路、組込み技術などの習得度を確かめ、実践的な企画力、実行力を養成します。

製作の目的と概要

当校の親子ものづくり体験教室の教材として活用することも含めて、子供向け電子工作教材について検討することとしました。通常の製品開発、新規性を考慮するのではなく子供用教材とし企画設計の自由度に配慮して製作に早く取り組めるように考えました。専門課程では、総合制作を始めるまで、ものづくりの様々な実習があり、この経験を集約し、文献調査、部品、部材の選定、予算の把握、センサの実験、試作品の製作、コスト意識を養うこととしました。電子情報技術科では、電子、プログラム、通信を中心として取り組んでおり、標準的な汎用部品で試作品1を製作し、最終的にマイコンを使用することにより改良案を検討し、試作品2を製作する流れとしました。また、学生が自発的に取り組めることを重要視しました。図1に成果物として試作品1を示します。試作品1は、参考文献を元に製作しました。これを発展させてオリジナルな試作品2(改良品)を製作しています。

成果

試作品1を製作することで、課題を分析することができました。図2に試作品1の内容を示します。子供用教材として興味を引く動きを考えた結果です。調査の重要性が完成度や総合制作実習としての内容を充実することになりますが、本課題では、課題周辺の技術を理解していることや課題を深く掘り下げて向き合うこと、調査、目的、完成度など内容を充実するための自発的な行動を、試作品1を製作することで、理解させ、プロセスも経験できるようにしました。また、総合制作では、完成できない場合もあり、今回は汎用部品により完成させることから始めるようにしました。試作品2については、音を感じるセンサを置き換えることとし、他のセンサを調査分析し、改良型を完成させました。
子供向け電子工作教材の検討(H22)の画像1
図1 試作品1
子供向け電子工作教材の検討(H22)の画像2
図2 試作品の内容