大学校及び設置科 職業能力開発総合大学校 小平キャンパス制御技術科
課題実習の前提となる科目または知識、技能・技術 物理(揚力、抗力、回転数と回転トルク)の基礎知識、CADによる設計とレーザー加工機の扱い、フライス盤の扱い、ワイヤカット機の扱い、光造形機の扱い、CADによる設計図面の3次元化などの技能・技術を必要としています。
課題に取り組む推奨段階 専門課程では、物理の知識不足、また、各種加工機による加工も応用力が必要であること。また、開発検討では次のステップに進むのに創造性を必要とすることから、学生が当該課題に取り組むにあたって、最良と考えられる段階(時期)は、3年次以降が適当と考えます。
課題によって養成する知識、技能・技術

開発検討と実験の進め方(計画立案、実施、検討、再実験など)、データのまとめ方とデータの読み方、創造性、及び、CADシステムの応用と各種加工機の扱い((1)に示した加工機の応用力)の技能・技が養成されます。

製作の目的と概要

最近では、脱CO2社会の実現に向けてクリーンエネルギーの活用が話題となっています。
 本校でも、ソーラー発電システムが稼働し研究がなされています。本研究もクリーンエネルギーの一つである風力発電に関するもので、エネルギーを得る風車に関する研究です。
 風車は、全方位の風向きに対応する縦型風車とし、低風速4〔m/s〕程度から回転し、既存の発電機を回転するトルクが得られる風車開発を目的としました。

成果

縦型風車については、関連資料が極少であり、本研究は、データ収集用試作品(試作1:揚力型風車、試作2:抗力・揚力併用型風車、試作3:抗力・揚力併用型風車(羽根形状変更)の製作を遂次行いデータ収集しました。
?これら試作風車より多くの基礎データ(諸条件下での)の収集が出来ました。
?収集データを参考とし、最終的な製作課題の縦型風車のイメージ設計が可能となり、風車製作が出来ました。
 図2は、試作風車の一例、図3とデータを基に作図したイメージ設計図です。
縦型風車の開発検討と製作(H22)の画像1
図1 製作風車の外観
縦型風車の開発検討と製作(H22)の画像2
図2 試作風車の一例 
縦型風車の開発検討と製作(H22)の画像3
図3 イメージ設計図