大学校及び設置科 東北職業能力開発大学校電子情報技術科
課題実習の前提となる科目または知識、技能・技術 プログラミング言語の基礎知識、計測技術、無線通信
課題に取り組む推奨段階 プログラミングに関する授業・実習終了後
課題によって養成する知識、技能・技術

課題を通して、主にソフトウェア技術の実践力を身に付けます。

製作の目的と概要

近年、3Dテレビや3Dケータイなどという形で、立体感を人工的に作り出し、一種のバーチャルリアリティ性を提供する家電が増えています。そこで、ソフトウェアでの総合制作実習課題として、学生本人の興味のある“デバイスと連携して動作するソフトウェア(バーチャルリアリティシステム)の制作”を目的としました。具体的に、デバイスは、身近なセンサインタフェースであるWii®リモコンを用いました。言語は、今後のために、オブジェクト指向言語Java™を基礎から学ぶこととし、グラフィクスAPIであるOpenGLとJava™によりバーチャルリアリティシステムの制作を行うこととしました。

成果

制作したシステムは、対象者(利用者)が赤外線LEDをつけたメガネをかけ、ディスプレイ内の三次元物体を見るものです。
対象者が顔の位置を変えることによって、LEDの位置をWii®リモコンでとらえ、リモコンからPCへ無線でデータを送り、3D映像を変化させることで、リアルタイムにディスプレイ内の3D物体の見えかたが変化するようにしました。
システムの簡単な概要を図1に、ソフトウェア実行画面を図2に示します。顔の位置を変えることで、PC画面のティーポットを上下左右から角度を変えて見ることができます。
学生は、Java™及び3DグラフィックスのためのプログラムインターフェイスOpenGLを学び、Wii®リモコンを使うためのJava™ライブラリを調べ、積極的に課題に取り組みました。
バーチャルリアリティシステムの製作(H22)の画像1
図1 システム概要
バーチャルリアリティシステムの製作(H22)の画像2
図2 ユーザインタフェース概略図