大学校及び設置科 北陸職業能力開発大学校生産システム技術系
課題実習の前提となる科目または知識、技能・技術 精密加工技術、CAD/CAM応用技術、センサ技術、インタフェース技術、通信技術、組み込み応用システム技術、画像処理技術、創造的開発技法
課題に取り組む推奨段階 応用課程2年
課題によって養成する知識、技能・技術

精密応用加工技術、CAE応用技術、ノイズ対策技術、センサ機器利用技術、パワーエレクトロニクス技術、モータ制御技術、マルチタスクプログラム技術、画像処理応用技術、開発にかかわる管理技術

製作の目的と概要

 近年、多種多様なゲームが普及している中で、ゲームセンターにあるレーシングゲームの普及率は、1990年頃は高かったが現在はあまり高くありません。その理由としてレーシングゲームは筺体が大きい、消費電力が大きいといった問題が挙げられています。筺体を小さくし、消費電力を抑えることさえできれば、普及率を上げることができると考え開発に取り組みました。また、実車に近い走行時の加減速感やカーブ時の遠心力を再現することも念頭において開発しました。
★技能・技術習得目標:
 課題を通して「ものづくり」の全工程を行うことにより、製品設計技術、アルミニウム合金や各種鉄鋼材などを複合的に活用した製品製造技術、シリンダ制御技術、加速度計測データ処理、シミュレーション画面作成などのドキュメント作成及び管理技術などを習得します。

成果

 ハンドル、アクセル、ブレーキを入力機器として2本のシリンダを動作させることでシートを前後、左右に傾けました。シリンダの制御は、動作に対応した数値やプログラムで行いました。走行時の加減速感やカーブ時の遠心力は、シートの傾きを制御することで再現しました。また、映像と音声により臨場感を演出しました。
★アピールポイント:
 当初の目標であった、体感のできる、筺体が小型で消費電力の抑えたシミュレータを開発することができました。体感については、ポリテックビジョンでアンケートを実施し確認しました。80%以上の人が体感できたと回答しました。また、ほぼ100%の人から楽しかったと回答をいただきました。
体感ドライビングシミュレータの開発(H25)の画像1
図1 全体図
体感ドライビングシミュレータの開発(H25)の画像2
図2 システム構成
体感ドライビングシミュレータの開発(H25)の画像3
図3 開発画面