大学校及び設置科 近畿職業能力開発大学校生産技術科
課題実習の前提となる科目または知識、技能・技術 機械設計及び製図、CAD実習、機械加工学、機械加工実習、機械工作実習、数値制御加工
課題に取り組む推奨段階 専門課程2年
課題によって養成する知識、技能・技術

機械設計及び製図、CAD技術、機械加工技術、機械工作技術、プレゼンテーション技術

製作の目的と概要

 全国の中小企業が自社の誇りをかけて制作したコマを持ち寄り、一対一で戦う大会に出場するためのコマを製作しました。コマ大戦に出場できるコマは直径20?以下、素材、重さ、形は自由です。
直径20?という制限内で、どうすれば長く回り、当たり負けしないかを考え、制作を行いました。主に次の4点に重点を置き制作を進めました。
?比重が大きい素材を選定 ?加工精度の向上 ?回転軸にかかる抵抗を減らす ?回転が始まると直径が変化する機構の設計製作
★技能・技術習得目標:
設計、機械加工、組立・調整、検査・評価、報告までの「ものづくり」に係る一連の工程を実習を通して習得することで、実務に適応する技能・技術を身に付けます。
また、製作スケジュールの計画、役割分担といった協調性などのチームワーク力・コミュニケーション力についても身に付けます。

成果

 設計から加工までの「ものづくり」の流れを理解すると共に、旋盤加工における寸法精度、真円度精度の向上ができました。また、部品を組み合わせても真円度精度が保てる応用加工も習得できました。
発表会を通してプレゼンテーションができるようになりました。
★アピールポイント:
大会ルールにおいて、20?のリングゲージを通過すれば問題ないとのことを利用し、回転が始まると羽が展開し、直径が大きくなり、回転運動エネルギーが大きくなるコマを作製しました。
ただし、回す時にコツがいるため、今後は回しやすさを追求する余地があります。
全日本製造業コマ大戦出場用コマの製作(H25)の画像1
図1 各種コマ
全日本製造業コマ大戦出場用コマの製作(H25)の画像2
図2 可変コマ
全日本製造業コマ大戦出場用コマの製作(H25)の画像3
図3 可変コマ展開時