大学校及び設置科 四国職業能力開発大学校生産システム技術系
課題実習の前提となる科目または知識、技能・技術 精密加工応用実習、自動化機器設計、自動化システム設計、センシング、自動化機器、電子回路技術、センサ応用技術、モーター制御技術
課題に取り組む推奨段階 専門課程2年
課題によって養成する知識、技能・技術

自動化機器設計技術、精密加工技術、精密機器組付け調整技術、自動化機器製造技術、構造解析技術、電子回路設計製造技術、制御盤設計製造技術、センサ活用技術、自動化機器製造技術、モーター回路設計製作技術

製作の目的と概要

 本開発課題は、切り屑かさ減容装置の設計及び製作を目指している企業から依頼された課題です。この企業で旋削しているクロムモリブデン鋼の切り屑は非常に粘ばりけが強く、切り屑がチップブレーカーで切断されず流れ形の切り屑が生成されます。よって生成される切り屑のかさが大きくなり、搬送のコストが割高になっています。そこで、搬送コストを下げるために、切り屑のかさを減容する装置の開発に取り組みました。
★技能・技術習得目標:
 システム開発を主体とした製品設計技術、複合的な製品製造技術、制御技術、プログラミング技術、製品設計製造情報のドキュメント作成及び管理技術などの習得を目標にします。

成果

 今年度の装置において、目標としていた以下の2点を達成することができました。
? 3種類の切り屑(A5052,S45C,SCM440)の粉砕。
?「切り屑の処理能力0.5Kg/min」以上及び「切り屑の減容率50%」以上。
★アピールポイント:
 グループ全体で4つの構想案を挙げました。「ローラー+切断刃式」「シュレッダー式」「ローラー+シュレッダー式」「ローラー+切断刃+シュレッダー式」です。これら4案の中から今年度は、「ローラー+シュレッダー式」を開発することとしました。理由は以下の2点です。まず「圧縮と切断の簡易実験を行った結果、圧縮後に切断は効率が悪いこと」、 次に「シュレッダータイプでは切り屑を引きちぎるだけでなく、刃の材質と形状を工夫することにより切り屑の切断も期待できること」が上げられます。
切り屑かさ減容装置の開発(H25)の画像1
図1 開発した装置の外観?
切り屑かさ減容装置の開発(H25)の画像2
図2 開発した装置の外観?
切り屑かさ減容装置の開発(H25)の画像3
図3 SCM440の切り屑を0.5Kg粉砕した状況