大学校及び設置科 関東職業能力開発大学校電子情報技術科
課題実習の前提となる科目または知識、技能・技術 組込みソフトウェア基礎実習???、マイクロコンピュータ工学実習、マイクロコンピュータ工学応用実習
課題に取り組む推奨段階 専門課程2年
課題によって養成する知識、技能・技術

割り込み制御、温度センサからのデータ収集、コマンドによる通信制御、VC#プログラミング、赤外線フォーマット(家電製品協会フォーマット、NECフォーマット)、I2C?通信技術、シリアル通信の無線化技術、プリント基板製作技術、資料を読み、独自で技術を習得する能力

製作の目的と概要

 赤外線リモコンを使う機器は多く、テレビ、エアコン、照明などが挙げられ、リモコンを一つにまとめることで、管理と制御を簡単化できます。リモコンを一つにまとめて、PCのアプリケーション上から操作することで、PCでの作業中の手元に余計なものをなくし、作業効率を向上させます。また、温湿度センサやタイマーから取得したデータにより家電の自動制御機能を持たせることも目的とします。
この課題の完成により、机上でPCを操作しながら仕事・作業を行う全てのユーザに対する貢献を考えて開発しました。
★技能・技術習得目標:
赤外線リモコンによる家電制御を通して、赤外線受信部からのコードの取込みと解析、赤外線によるコード送信により家電制御技術を習得します。
シリアルEEPROMへのリモコンデータの保存、I2C?通信対応温湿度センサによる家電の制御を通して、I2C?通信規格の技術を習得します。
温湿度センサからのデータや、PC側の時刻データから家電の自動制御機能を持たせます。
Visual C#?を用いることで、PCとマイコン間のシリアル無線通信アプリケーションを開発します。
ハードウェアのプリント基板化を行い、ハードウェア設計技術を身に付けます。
これらのシステムを開発することによって、C言語プログラミング技術をマスターすることを目標とします。

成果

 ・赤外線リモコンの制御コードの解析と出力
 ・I2C?通信規格によるデバイス間通信による
? シリアルEEPROMへの制御コードの保存      ? 温湿度センサのデータ収集     ? LCD表示器の表示制御
 ・ハードウェアのプリント基板化
 ・Visual C#?によるマイコンとの無線シリアル通信
以上4項目の技術取得を達成しました。
★アピールポイント:
本課題では、PCアプリケーションソフトの操作で、家電をリモコン操作することができれば、机上のリモコンスペースが不要になり、机上が広くなり作業効率を向上させることが可能です。また、動作条件を与えることで、家電を自動制御することが可能です。この課題の完成により、机上でPCを操作しながら仕事・作業を行う全てのユーザに対する貢献を考えて開発しました。
また、本課題は、PCアプリケーションとマイコン部とを無線化通信を行い、マイコン部から赤外線リモコンの制御コードを送信することで実現可能です。上記を無線化通信することで、赤外線を送信するマイコン部は設置場所を自由に設定できて、接続ケーブルが邪魔になること防ぎます。
PCによる無線化家電制御システムの開発(H26)の画像1
図1 システム構成図
PCによる無線化家電制御システムの開発(H26)の画像2
図2 制作した画面の一例
PCによる無線化家電制御システムの開発(H26)の画像3
図3 製作した基板