大学校及び設置科 港湾職業能力開発短期大学校 横浜校港湾流通科
課題実習の前提となる科目または知識、技能・技術 荷役論、荷役実習、荷役機械運転実習、物流機械工学概論?、クレーン学科
課題に取り組む推奨段階 専門課程2年
課題によって養成する知識、技能・技術

荷役作業における安全管理全般の知識

製作の目的と概要

 担当学生の就職先企業では各種貨物の荷役を行っています。入社後は貨物の荷役業務に就く予定であり、文献等の収集及び内定企業に対するヒヤリングを通して、この荷役業務の種々の現状(ワイヤーの特性、作業計画、作業方法、安全対策・安全教育等)を理解し、問題点を明確にしていきます。まとめとして発表会を行い、最終的に報告書を作成します。継続テーマとした理由は昨年度、負荷をかけて折れたワイヤーロープの強度を調べた為、今年度は負荷により直径の減少があるワイヤーロープの強度を調べました。
★技能・技術習得目標:
 課題を通してワイヤーの特性、安全対策・安全教育等について再確認します。

成果

 公称径の減少のあるワイヤーロープと新品との比較は図1のようになりました。実際に現場で単体を見て判断するのは不可能のレベルであると学生は感じたそうです。使用前には目視だけでなく、定期的な点検が非常に重要であると学生が再認識でき、良い機会であったと思います。
実験に時間がかかった為、切断数不足により結論は図2のようにまだ出せませんが、切断荷重はいまのところ新品とあまり変わらないような結果です。この事から法令の7パーセントは余裕を持った値であることが分かりました。
★アピールポイント:
 ポリテクビジョンのときには、ワイヤーロープの切断する動画を発表し、なかなか見られない破断の瞬間を提示することができました。
玉掛ワイヤーの強度について(H26)の画像1
図1 新品(上)減少有(下)
玉掛ワイヤーの強度について(H26)の画像2
図2 破断荷重