大学校及び設置科 沖縄職業能力開発大学校生産技術科
課題実習の前提となる科目または知識、技能・技術 機械加工実習(旋盤・フライス盤・ボール盤)、機械工作実習(板金・溶接)、CAD実習?、?
課題に取り組む推奨段階 専門課程2年
課題によって養成する知識、技能・技術

一連の流れでモノづくりを経験することができる。設計を行う際に必要となる、寸法公差や幾何公差、機械要素についても理解を深め、学科で習得した知識を、実技を通して技能として活かし、習熟することができる。

製作の目的と概要

“乗り物”を製作したのは、専門課程で習得した知識や技能を活かすことができることと、どのメンバーも興味を持っていて、完成イメージが共有しやすかったからである。また、カリキュラムでは溶接(TIG・アーク)の習得時間が少ないため、課題作成を通して活用が見込めるからである。目標は、安全に「走る・曲がる・止まる」の仕様を満たしたバギーの製作とした。
★技能・技術習得目標:
3DCADを用いて、構想設計から部品図面の作成を行い、汎用機(旋盤・フライス盤・ボール盤)やNC工作機械を活用した機械加工技能、組立・調整を通して総合的に実践できる技能者の育成とした。溶接技能(TIG,アーク)も習得できるよう配慮した。

成果

 乗車した状態で(荷重100kg)時速30km/hを確保し、アッカーマン機構を用い、無理なくコーナーを曲がることができた。サスペンションを配置し、安定した乗り心地も確保した。制動距離も2.5Mとなり、基本仕様を安全に満たすことが出来た。
★アピールポイント:
 各構成する部品は、汎用機を中心に大半を加工することができ、学生が自ら製作できる設計となった。実習で不足している溶接(TIG・アーク)を活用することが出来、技能の幅を広げることが出来た。安全も確保され、イベントなどで試乗も可能な仕上がりとなった。
ゼロハンバギーの設計・製作(H27)の画像1
図1 車体(乗車時)
ゼロハンバギーの設計・製作(H27)の画像2
図2  走行テスト
ゼロハンバギーの設計・製作(H27)の画像3
図3  前輪部サスペンション