大学校及び設置科 北陸職業能力開発大学校 附属新潟職業能力開発短期大学校電気エネルギー制御科
課題実習の前提となる科目または知識、技能・技術 環境エネルギー工学、プログラミング技術
課題に取り組む推奨段階 専門課程2年
課題によって養成する知識、技能・技術

電子計測器による測定技術、マイコン制御プログラミング技術

製作の目的と概要

近年,欧州で注目されている環境発電技術をテーマに定め、微弱環境発電の理解を深めて実用的な製品として活用することを目的としました。本制御システムは微弱環境発電の電力でEnOcean?規格の無線モジュールを動作させて、身近な電気スタンドなどの電気製品をON/OFF制御する装置です。
★技能・技術習得目標:
EnOcean?規格の英文データシートの理解、Aruduino?マイコンを用いたCプログラミング技術
電子計測器による微弱エネルギ・信号波形の測定技術、ソリッドステートリレーによる負荷制御

成果

EnOcean?規格の無線通信用電源として製品化されている押釦形発電モジュール(押し力による電磁誘導発電)と温度センサ付ソーラーパネルモジュール(太陽光発電)に加えて、足踏み圧電効果発電モジュールと温度差発電モジュール、負荷制御装置を製作しました。微弱な発電エネルギーを用いた無線通信により、本体部である負荷制御装置で照明などの電気製品をON/OFF制御することができ、また、ソーラーパネルモジュールから送信される温度データをLCDに表示させることができました。
★アピールポイント:
電池を必要としないリモコンシステムで、容易に設置・撤去が可能ですから様々なシーンで活用が見込まれます。ON/OFFのビットデータだけでなく、温度などのバイトデータを送信することも可能ですから、データ処理型の負荷制御を必要とするシステムにも対応できます。
環境発電技術を用いた負荷制御装置の製作(H27)の画像1
図1 負荷制御装置(本体)
環境発電技術を用いた負荷制御装置の製作(H27)の画像2
図2 足踏み圧電効果発電装置
環境発電技術を用いた負荷制御装置の製作(H27)の画像3
図3 温度差発電装置