カリキュラムモデル
分類番号 H919-417-3
訓練分野 | 居住系(H) |
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訓練コース | 示差走査熱量計を用いた実践分析技術 |
訓練対象者 | 企業の生産現場において重要な役割を担う職位にあるもので、示差走査熱量計(DSC)の分析に関する実践的な分析技術を学びたい者 |
訓練目標 | 高分子材料や生体物質に関する示差走査熱量計(DSC)を用いた熱分析を通して、試料前処理法や熱量計の校正法などの実践的技術を習得する。 |
教科の細目 | 内容 | 訓練時間(H) |
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1 概 論 | (1)専門能力の確認 (2)分析上の問題点の確認 (3)熱分析法概論 (4)熱分析法の分類と特長 (5)示差走査熱量計に関する分析理論 |
2 |
2 原 理 | (1)装置構成 (2)DTAの原理 (3)DSCの原理 (4)DTAとDSC分析の比較と特性 |
2 |
3 分析手法 | (1)サンプル容器の選定 (2)サンプル量の影響 (3)リファレンス試料の選定法 (4)温度範囲と昇温速度の検討 |
2 |
4 装置校正 | (1)インジュウムを用いた温度校正 (2)インジュウムを用いた熱量校正 |
1.5 |
5 応用分析 | (1)ポリエチレンの融解ピークの測定と解析 (2)ポリエチレンテレフタレート(PET)のガラス転移点の測定と解析 (3)タンパク質の熱変性の測定と解析 |
4 |
6 確認・評価 | (1)分析結果整理 (2)分析結果発表 (3)問題点の整理と確認 (4)分析結果講評と評価 |
0.5 |
訓練時間合計 | 12 |
使用器具等 | 示差走査熱量計、銀製密封試料容器 |
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