高度訓練開発室は、職業能力開発大学校等における高度職業訓練に関する調査・研究・開発業務を担当しており、平成27年度は以下のテーマに取り組みました。

  1. 分野別実践的カリキュラムの設定に係る基礎研究
    繊維・繊維製品、物流、サービス、食品、化学、エネルギーの6分野
  2. 機構が実施する学卒者訓練に係るカリキュラム等の検討

 今回は、これらの取り組みのほかに、当室の取り組みの成果の一つである「訓練・学習の進捗等に特別な配慮が必要な学生への支援・対応ガイド(実践編)」について、ご紹介します。
 基盤整備センターでは、発達障害者支援法を受けて、平成18年度から職業能力開発施設における課題と対応等に関する調査研究を行い、その成果を踏まえて、障害者職業総合センターの協力を得て、平成23年度に「特別な配慮が必要な学生等への支援・対応ガイド」を作成しました。その後、機構の職業能力開発施設の現場から、さらに実践的事例の分析と現場に即した内容で作成してほしいとの要請が高まり、当室では、発達障害や精神障害を想起させる訓練・学習の進捗等に配慮を要する学生に対する支援・対応を行うためのガイドとして「訓練・学習の進捗等に特別な配慮が必要な学生への支援・対応ガイド(実践編)」の作成に取り組みました。
 このガイドは、機構の職業能力開発業務と障害者に対する職業リハビリテーション業務の知見と経験の相乗効果の発揮により作成されたものです。
 また、平成27年度は、広報普及の年度として位置付け、機構の職業能力開発施設をはじめ、各都道府県の職業能力開発主管課・職業能力開発施設への配付のほか、ご要望のあった大学、民間教育訓練機関等に広く提供しました。さらにこのガイドは、職業大研修部の研修コースの教材などで活用されているところです。



ガイドは、こちらhttp://www.tetras.uitec.jeed.or.jp/miscellaneous/consideration/からダウンロードできます。