職業能力開発技術誌 技能と技術 Vol.48 2013年6号 通巻第272号
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-36-技能と技術 2/20134.1 組込み勉強会2011 組込み勉強会は2010年度から取り組んでいるが,2011年度はカリキュラムを制作して本格的に実施した。カリキュラムはETロボコンに必要な一通りの開発が体験できるように,ゼミ生の意見を聞きながらプログラムとモデルを交互に7回行うものを制作した(表2)。また使用するプレゼン資料はETロボコンで使用してきた資料をパワーポイントにまとめ,実習で使用する例題や課題は自分たちの制作した競技用のプログラムをもとに制作したり,オリジナルな冷蔵庫システムの教材を制作した。 組込み勉強会2011を実施した結果は表3のようになった。11月から翌年2月まで予定どおり7回実施し,電子情報技術科1年生約20名のうち希望した5名ほどが参加した。勉強会の効果を測るために,参加した1年生のうち皆勤の4名にアンケートを取り,図5はその集計の一部である。参加したすべての学生が勉強会に満足し,後輩は先輩の伝統や意気込みを継承できたようである。しかしモデリングやプログラミングについては理解できなかった学生もいた。4.2 組込み勉強会2012 組込み勉強会2011のアンケート結果からプログラミングよりモデリングの理解が難しく,もっとモデルを勉強したいとの声が上がった。そのため昨年度回数内容第1回プログラミング講義クロス開発についてキャリブレーションについて実習キャリブレーション(センサ値の取得),ロボットを動かすプログラム制作(前進,後進,左右旋回)第2回モデリング講義モデルとは何か,モデル開発の手順(要求モデル・分析モデル・設計モデル)実習冷蔵庫の機能について第3回プログラミング講義ライントレースの概要と技術実習ライントレース走行するプログラム制作第4回モデリング講義ユースケース図とユースケース記述の概要と書き方実習ユースケース図とユースケース記述の制作第5回プログラミング講義区間別走行の概要と技術実習区間別走行のプログラム制作第6回モデリング講義クラス図とシーケンス図の概要と書き方実習クラス図とシーケンス図の制作第7回プログラミング講義PID制御の概要と技術実習PID制御のプログラム制作回数日付時間参加人数第1回11/22(火)16:30〜17:506名第2回11/29(火)17:00〜17:506名第3回1/17(火)16:30〜18:004名第4回1/24(火)16:30〜17:504名第5回1/31(火)16:30〜17:504名第6回2/6(月)16:30〜18:004名第7回2/7(火)16:30〜18:004名図3 キャリブレーションの実習図4 シーケンス図の制作実習表2 組込み勉強会2011のカリキュラム表3 組込み勉強会2011の実施結果

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