職業能力開発技術誌 技能と技術 Vol.49 2014年1号 通巻第275号
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-11-訓練科,訓練コースの運営における取り組み21.はじめに 求職者支援訓練は平成23年10月から実施される国の第二のセーフティネットとされ,全国で実施される職業訓練である。 学卒未就職者や自営業の廃業者,雇用保険の給付期間を超えた求職中の方が利用できる。 制度ができて新しい求職者支援訓練は雇用保険を受給しながら受ける公共職業訓練に比べ,認知度が低いため,今後,広く認知度を上げていくことも大きな課題であろう。 また,島根県では若年者の県外への流出や高齢化が進んでおり,求職者支援訓練の受講者の推移を年齢別でみると平成23年度から求職者支援訓練受講生の30歳までの若年者の受講者に占める割合が毎年低下の傾向にある。 これらの状況を鑑み,島根職業訓練支援センター(所長 尾中宏明)では,若者目線から見て魅力的な求職者支援訓練を企画する試みを行うこととした。 今般,地元の学生をインターンシップ生として受け入れて,コース企画に取り組んでいただいた。 価値ある提案も多数含まれており,今後の求職者支援訓練の実施機関の開拓等に生かしていきたいと考えている。ここでは本インターンシップについて取り組んだ内容を中心に紹介することとしたい。2.インターンシップの企画と参加者募集 本インターンシップは公益財団法人ふるさと島根定住財団が実施する夏季インターンシップに当センターが参加することで実施することとした。 地域の学生に企画業務の流れを体験できる機会を提供するとともに求職者支援訓練の内容の充実をさせていくため,「考えて」「行動し」「発表する」機会をもつことは有意義であると考えた。 公益財団法人ふるさと島根定住財団(ジョブカフェしまね)の「平成25年度しまね学生インターシップ」に参加してインターンシップの参加学生の募集をした。募集情報は大学のキャリアセンターを通して情報提供,申し込みを行い,ジョブカフェしまねで情報をとりまとめる形で進めた。 5名の定員枠で募集の結果,8名の学生から応募があり,全員を受け入れることとした。公益財団法人ふるさと島根定住財団ホームページ抜粋(平成25年度夏季インターンシップ学生募集)学生インターンシップによる求職者支援訓練コース企画〜若者目線によるマーケティングの試み〜  訓練科,訓練コースの運営における取り組み 2島根職業訓練支援センター 求職者支援課日野山 遼・斎藤 理佳・大天 健一

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