職業能力開発技術誌 技能と技術 Vol.49 2014年1号 通巻第275号
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-35-実践報告1.はじめに 職業能力開発総合大学校(旧東京校)では,就職支援の授業として,1年生前期(専門課程1年)に「キャリア形成論」,後期に「職業社会論」を実施していることは,既に報告済みである。1)「キャリア形成論」は自己理解を中心とした授業であり,「職業社会論」は2年生(専門課程2年)で卒業して就職活動する学生のために,「ビジネスマナー」や「SPI対策」などの実践的な知識について授業を行う。 今回は,3年生(応用課程1年)に対して平成23年度に実施した「生涯職業能力開発体系論」の授業と,授業の前後に実施した学生アンケートの結果について報告する。2.生涯職業能力開発体系論の授業内容 「生涯職業能力開発体系論」は職業能力開発促進法の基本理念に基づいた科目で,平成21年度までは外部講師によって授業が行われていた。平成23年度は,自己啓発の必要性を知りキャリアプランについて考えると同時に,就職活動に必要な知識やスキルを習得する授業を行った。筆者らが担当した就職活動支援の部分を中心に報告する。2.1 授業の流れ 東京校のキャリアミーティングで承認されたカリキュラムの流れは次のとおりである。1.オリエンテーション2.自己理解(※)3.仕事理解(※)4.エントリーシートと履歴書の書き方(※)5.面接対策6.グループ面接(※)7.グループディスカッション(※)8.SPI模擬試験と解説9.職業講話10.学内会社説明会11.生涯職業能力開発体系12.ジョブカード面談会 「1.オリエンテーション」は建築施工システム技術科,生産機械システム技術科,生産電子情報システム技術科の3科合同で実施し,企業で求められる能力や仕事に対する考え方,企業での能力開発の仕組みなどについて講義を行う。 次に,「2.自己理解」,「3.仕事理解」,「4.エントリーシートや履歴書の書き方」では,就職活動するうえでの基礎知識や手法について実践的に指導を行う。 「5.面接対策」では企業の人事部長による講義と指導の後,「6.グループ面接」や「7.グルー職業能力開発総合大学校(旧東京校) 電子・情報系元学務課元電子・情報系伊東久美子鈴木 寧々福良 博史職業能力開発総合大学校(旧東京校)における就職支援授業の実践報告

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